重曹
穏やかな研磨効果を生かして色々な物を磨いたり、生ゴミや靴箱の消臭剤として使ったり。
お洗濯には向いていませんが、様々な用途に使えるアルカリ剤です。
レギュラー会員価格
成分:重曹(重炭酸ナトリウム)100%
●重曹とは
食品添加物(ふくらし粉など)や医薬品(胃薬など)として古くから利用されてきたアルカリ剤です。常温では安定しており、長期保存が可能。水溶液はpH8.2(2%、20℃)のごく弱いアルカリ性を示します。粒子が細かく、水に溶けにくいためクレンザーとして使えます。加熱すると激しく炭酸ガスを出すので、調理器具の焦げ付き落としにも役立ちます。
●洗濯に
・アルカリ助剤入りの粉石鹸でウールやシルクなどのデリケート素材を手洗いしたいときに。洗面器などに粉石鹸を溶かすとき、小さじ1程度の重曹を加えます。アルカリ助剤(炭酸ソーダ)のpHを重曹が下げることで洗浄力がマイルドになり、アルカリに弱いタンパク質繊維をソフトに洗い上げることができます。
・重曹だけで洗濯するのはお勧めしません。重曹はアルカリ性が弱く、油汚れなどを落とす力が弱いためです。
●台所用に
・クレンザーとして。焦げやくすみの部分に振りかけてぼろ布などで擦ります。
・消臭剤として。食器棚や冷蔵庫の中にフタなし容器に入れた重曹を置きます。効果がなくなったと感じたら取り替えましょう。消臭効果がなくなった重曹はクレンザーとして使えます。
・生ゴミバケツの臭いに。ゴミ箱の中に重曹をひとつかみ振りかけると臭いが軽くなります。
・調理器具の焦げ付き落としに。焦げ付いた鍋やフライパンに水を張り、重曹小さじ2程度を入れて火にかけます。重曹から出た泡で焦げが浮いてくるので適当なところで火から下ろし、湯を捨てて焦げを擦り落とします(火傷に注意)。ただし、アルミ鍋はアルカリに弱いのでこの方法は使わないでください。
●住居用に
・消臭剤として。フタなし容器に入れた重曹をタンスや靴箱など臭いが気になるところに置きます。靴の消臭には、目の詰まった袋に重曹を入れて靴に入れておくとよいでしょう。
・風呂掃除に。壁や床などのヌメリ・くすみに振りかけて擦ります。重曹はpHが低い分性質も穏やかなので、入浴ついでに作業することも可能です。ただし、手肌が荒れやすい場合は入浴ついでの掃除はおすすめしません。
2024/04/06
ナチュラルクリーニングといえば重曹
と言われていたころは、30kgとかでまとめ買いをしていましたが、現在は多様化して、重曹よりも優れたものが選べるようになってきました。それからはあまりまとめ買いもしなくなりましたが、出番が減ったとはいえ、お皿洗いなどの下準備や研磨をして洗いたい時や、消臭剤として使いたいなど、少しずつ出番が続いてるので、こういった扱いやすいサイズで買えると便利で助かります。